(ブルームバーグ): ゴールドマン・サックス・グループやUBSグローバル・ウェルス・マネジメントのストラテジストは、年初の株安にもかかわらず、株式相場が金利と債券利回りの上昇を乗り越えられるとの見通しを示している。

  セシリア・マリオッティ氏らゴールドマンのストラテジストは10日付リポートで「一部のロングデュレーション、ハイクオリティー銘柄の売りはすぐに行き過ぎとなるだろう」と指摘。実質利回りが大きく上昇するとは考えられない中で、「バリュエーションが株価の制約になる可能性は低い」と分析した。

  UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)は11日のリポートで、「米連邦準備制度のタカ派傾向と最新の新型コロナウイルス感染拡大に市場が対応するためボラティリティーの高まりは想定すべきだが、われわれは依然として相場上昇が再開すると予想している」とし、米金融政策の「正常化は企業利益の伸びを抑えるものではない」と論じた。

  ブラックロックのインベストメント・インスティチュートも相場下落の機を捉えリスクを積み増すことを勧め、JPモルガン・チェースのストラテジストは「ほぼ間違いなく行き過ぎ」のリスク資産値下がりは買い時との見方を10日に示した。

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