(ブルームバーグ): ゴールドマン・サックス・グループは、今年の中国の経済成長率見通しを従来の4.8%から4.3%に引き下げた。感染力がより強い新型コロナウイルスのオミクロン変異株拡大を抑え込むのが一段と困難になっていることを理由に挙げた。

  中国担当チーフエコノミストの閃輝氏を含む同行エコノミストらは、コロナ関連の制限措置により成長率が0.9ポイント押し下げられるとリポートで指摘。ただ、金融緩和と財政出動でその影響が一部和らぐと説明した。

  感染拡大および、それに伴う制限措置によるマイナスの影響は、今年1−3月(第1四半期)に最も大きくなる見込みだと、エコノミストらは予想。中国は厳格な感染封じ込め策であるゼロコロナ政策を追求している。

  4−6月(第2四半期)には、冬が終わり感染を制御しやすくなる上、ワクチンのブースター(追加免疫)接種が一段と進むとの想定から、景気は持ち直すとの見方も示した。

  ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値では、2022年の中国成長率は5.2%の見通しで、ゴールドマンの予測はそれより低い。

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