(ブルームバーグ): 米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、米国の労働市場に「強力な圧力」がかかっていることを人生で初めて認識していると述べた。

  ダイモン氏は11日放送されたFOXビジネスとのインタビューで「労働の対価が上昇しており、それに対応しなければならない」と語った上で、他の経済シナリオと比べてそれほど悪い状況ではないとした。

  同氏は「賃金の上昇ペースが速過ぎるという不満よりも、15%程度の失業率やリセッション(景気後退)を嘆くほうがずっと深刻だ」と話した。

   昨年12月の米雇用統計によれば、平均時給が予想を上回る増加率を示し、昨年4月以来の大幅な伸びに一致した。雇用主が報酬を増やすことに意欲的なことが示唆された。

  ウォール街ではここ数カ月間、離職者が急増しており、JPモルガンを含めて金融機関はジュニアバンカーから幹部に至るまで人材確保のために報酬を引き上げている。JPモルガンは昨年10月、2022年に人件費が拡大するとの見通しを示していた。

(抜粋)

  

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