(ブルームバーグ): ソフトバンクグループ株が急反発し、およそ1カ月ぶりの高値水準に戻した。昨年11月に発表した1兆円を上限とする自社株買い計画の進捗率は1割未満にとどまり、さらなる買い付けによる株価の上昇余地は大きいとみられた。

  ソフトバンクG株は12日の取引で一時、前日比7.2%高の5748円と昨年12月2日以来の高値を付けた。上昇率の大きさは同7日以来(9.1%)。

  同社が11日に発表した自社株取得状況によると、昨年12月月間の取得額は約429億円と、前の月の278億円から54%増えた。依然として買い付け規模は小さく、上限に対する比率は約7%となっている。

ソフトバンクG、昨年12月に429億円の自社株買い実施−前月比5割増

  いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、「全体の相場が上昇する中、安値圏にあるソフトバンクG株が反発しやすいバックグランドはできている」と指摘し、昨日の開示で「自社株買いの余力があるとの見方」が出てきたと話した。

©2022 Bloomberg L.P.