(ブルームバーグ): アップルは仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を組み合わせたヘッドセットの発売を少なくとも数カ月遅らせることを検討していると、事情に詳しい関係者らが明らかにした。

  当初は6月の世界開発者会議(WWDC)で披露し、年内にリリースすることを目指していたが、過熱とカメラ、ソフトウエアに関連した開発上の問題で遅れが生じ、発表は今年末あるいはそれ以降に、発売は23年にずれ込む可能性があるという。関係者らは情報が非公開だとして匿名を条件に語った。

  アップルの広報担当はコメントを控えた。

  VR/ARのヘッドセットはアップルの「次の目玉製品」の一つとして注目されており、発売が遅れることになれば手痛い打撃だ。同社は公にはこのヘッドセットに言及していないが、すでに開発に何年も要しており、以前にも遅れが生じていた。

  事情に詳しい別の関係者らによれば、アップルは従来、21年にこのヘッドセットを発表し、22年に発売する計画を立てていた。ヘッドセットの開発は15年ごろから進めており、今から10年後に「iPhone(アイフォーン)」に取って代わり得る機器の第1弾になると同社は期待している。

米アップル、VRヘッドセットをARグラスよりも先行へ−関係者

 

(詳細や背景を追加し、更新します)

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