(ブルームバーグ): 消費者や企業の決済でビットコイン以外の仮想通貨がますます使用されるようになっていると、暗号資産決済大手ビットペイが指摘した。

  ビットペイを採用する業者での決済にビットコインが占める割合は昨年に約65%と、2020年の92%から低下したと、同社はブルームバーグに説明した。一方、イーサは15%、ステーブルコインは13%、ドージコインやシバイヌ、ライトコインなど21年にビットペイに追加された新たなコインは3%だった。

  ビットコイン以外の仮想通貨の使用が急増している一因は企業が海外との決済で、価格の安定性実現を目指すステーブルコインの使用を始めたことだ。仮想通貨の下落局面では消費者もステーブルコインの利用に動く傾向がある。仮想通貨は実際、昨年11月上旬から下落している。

  ビットペイによると、仮想通貨で宝飾品や時計、乗用車、ボートといった高級品が購入されるケースも多く、金さえ買えるとされる。スティーブン・ペア最高経営責任者(CEO)によると、同社での高級品関連の決済総額は昨年31%増と、20年の9%増から伸びが加速した。同社の21年の決済総額は57%増えた。

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