(ブルームバーグ): 17日の世界の株式市場は高安まちまち。国債利回りの世界的上昇と企業の動向をトレーダーは見極めている。

  ストックス欧州600指数は上昇した一方、米国の株価指数先物はまちまち。アジア株は下落。ドル指数は小高く、原油相場も堅調。17日の米国の株式・債券市場は祝日で休場。

  米金融当局がインフレとの闘いでタカ派姿勢を強めるとの懸念から米国債相場が14日に急落したのを受け、債券利回りは世界的に上昇。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は同日、米金融当局が政策金利を最大7回引き上げる可能性があると述べており、トレーダーらは欧州中央銀行(ECB)の約10年ぶりとなる利上げの開始時期を再考し、前倒し観測も浮上している。

ECB利上げ開始、一時9月に予想前倒し−FRB積極見通しに連れる

  新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染の行方や企業の決算発表シーズンのスタート、活況を呈する企業の合併・買収(M&A)も市場のセンチメントに影響している。昨年好調だった企業収益がその後、インフレや金利、サプライチェーンのボトルネック、経済成長の減速によるリスクの高まりにもかかわらず成長を維持できるかに投資家は注目している。

 

Stocks, Futures Mixed as Bond Yields March Higher: Markets Wrap(抜粋)

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