(ブルームバーグ): 中国で来月4日に開幕する北京冬季五輪の大会組織委員会は国内の新型コロナウイルスを巡る「深刻かつ複雑な現状」を踏まえ、チケットの一般向け販売を見送る方針だ。招待したグループが会場で観戦することになるとウェブサイトに掲載した発表文で明らかにした。

北京五輪、チケットの一般販売見送り−特定の観客による観戦認める

  香港警察は17日夜、新型コロナ関連の規制に反したとしてキャセイパシフィック航空の元客室乗務員2人を逮捕したと発表した。疾病対策規定違反とされた2人は、香港にオミクロン変異株を持ち込んだとされている。元乗務員は保釈中で2月9日に裁判所での審理に臨む。

オミクロン感染巡り元キャセイ乗務員逮捕−北京市は国際郵便を警戒

  米ファイザー・独ビオンテック製の新型コロナワクチンを4回接種してもオミクロン変異株の感染を十分予防できないことが、イスラエルで行われた試験の暫定データで示された。

オミクロン株、4回目接種でも完全防御できず−イスラエルの試験

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は、オミクロン株の急速な感染拡大がパンデミック(世界的大流行)の終焉(しゅうえん)を早めるのか判断するのは時期尚早だと述べた。同氏はバイデン大統領の首席医療顧問を務める。

ファウチ氏、オミクロンがパンデミックの終焉を告げるのか判断は尚早

  一方、ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は、過去2年間にわたって人々は生活に制限を強いられたが、間もなく以前の日常が戻ってくる可能性があると、仏紙フィガロとのインタビューで語った。

ファイザーCEO、間もなく以前の日常が戻る可能性−仏紙に発言

  オーストラリアのビクトリア州は新型コロナ感染拡大で医療体制がひっ迫したとして、大都市圏と主要地域の全病院に緊急措置「コード・ブラウン」を発動した。同措置発動により、病院は必要なら職員を多様な役割にシフトさせたり、休暇を取り消したりできる。また感染者に対応する病院を増やすことも可能になる。

  香港の専門家委員会は中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製新型コロナワクチンの5−11歳の子供への使用を承認。また成人向け独ビオンテック製ワクチンをこの年齢の子供に分割接種することも認めた。

  フランスでは近く、飲食店や映画館、航空機の利用など、ほぼ全ての活動に新型コロナのワクチンパス(接種証明書)の提示が義務付けられる。男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手が5月開幕の全仏オープンでプレーしたければ、ワクチンパスが必要となる可能性が高い。

ジョコビッチ選手、全仏オープン出場できない恐れ−ワクチン義務化で

  米軍制服組トップ、ミリー統合参謀本部議長の新型コロナ陽性が判明した。報道官の声明によると症状は軽く、リモートで執務を続けている。

  英政府は新型コロナ陽性者の自己隔離義務を3月にも廃止し、指針とすることを検討している。英紙ガーディアンが政府高官を引用して報じた。

  中国は北京市内で確認されたオミクロン株市中感染について、国際郵便から感染した可能性も排除できないとの見解を示した。北京の住民は国際郵便を開封する際のマスクと手袋着用と、海外からの物品購入制限を求められた。

  ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は3億3038 万人、死者数は554万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計97億3000万回を超えた。

(香港やオーストラリアの情報を追加します)

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