(ブルームバーグ): 欧州の自動車販売は昨年12月に6カ月連続で減少した。半導体供給の危機的状況に見舞われる自動車メーカーの苦戦ぶりを浮き彫りにした。

  欧州自動車工業会(ACEA)が18日発表した12月の乗用車登録台数は前年同月比22%減の95万218台。昨年全体の新車販売台数は1.5%減少。昨年はACEAが市場調査を開始した1990年代初め以来最低の販売実績となった。

  半導体不足による世界の自動車業界の混乱が緩和されるとの見方が数カ月続いた後、メーカーの先行き見通しは悪化している。半導体の十分な調達は今年も厳しい状況が続く見込みで、新型コロナウイルス禍は引き続き消費者信頼感の重しとなっている。

  欧州最大の自動車市場であるドイツは、12月の販売が27%減少と落ち込みが目立った。同国は主要国で唯一、年間販売台数の減少を記録した。

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