(ブルームバーグ): 中国の不動産開発会社中国奥園集団はドル建て債4本について支払いを行わないと表明し、それによって他の全てのオフショア債がデフォルト(債務不履行)に陥る見通しを示した。

  奥園が19日夜に香港証券取引所に提出した資料によると、20日と23日にそれぞれ満期を迎えるドル建て債について支払いを行わない。ブルームバーグのデータによると、両債券の元本残高は計6億8800万ドル(約790億円)。同社は他の2本の債券についても、30日間の猶予期間終了までに利払いを実施しないと説明した。この期間は20日に終了する。両債券のクーポンは計1530万ドル。ブルームバーグのデータが示した。

  奥園は発表文で「他の全てのオフショア金融債務の下でデフォルトのイベントが今後起きる(または起きた)」とした上で、資産売却を目指しており、投資家や買い手候補と予備協議を進めていると指摘した。  

  同社は債務を履行しない判断について、「全体的な債務再編を待つ間、限られた手元資金を温存し、債権者全員の公平性を維持するためだ」と説明した。 

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