(ブルームバーグ): トヨタ自動車は20日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株が国内でも猛威を振るう中、感染拡大の影響などで1月の生産台数が計画比で約4万7000台減少するとの見通しを明らかにした。

  トヨタによると、取引先でのコロナ感染や半導体不足の影響もあり、21日から24日までに最大12工場23ラインの稼働停止を予定している。トヨタ広報担当の本間英章氏によると、対象となるのは全て国内工場。

  また、東南アジアでのコロナ感染拡大や今週公表した堤工場(愛知県豊田市)第2ラインの一時停止の影響なども含めた1月の生産への影響は計約4万7000台になる見通し。同社は12月時点では1月の世界生産計画を80万台規模としていた。

トヨタ、1月に国内5工場で一部生産停止−約2万台の減産に

  世界的な半導体不足を含めた部品サプライチェーン(供給網)の混乱を背景に自動車各社は減産を行っており、トヨタも今月、今期(2022年3月期)生産計画の2回目の下方修正を余儀なくされた。

トヨタ、半導体不足で今期世界生産計画900万台未達の見込み (1)

  国内では東京都でコロナ感染者が2日連続で過去最多を更新するなど感染拡大ペースが加速しており、村田製作所が一部事業所の操業停止するなど製造業の間でも影響が広がっている。トヨタでも、国内拠点において19日から2日連続で複数の感染者が確認されている。

(会社側の申し出を受けて第2段落の工場数とライン数を訂正します)

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