(ブルームバーグ): 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスのオミクロン株は、米国ではカリフォルニア州で最初に感染が確認される1週間以上前から存在し、その後の数週間で急速に広がったことが研究で明らかになった。

  米疾病対策センター(CDC)が公表した同研究によると、カリフォルニア、コロラド両州およびヒューストンとニューヨーク市の衛生当局者は、11月21日には下水サンプルにオミクロン株の痕跡が検出されたとしている。米国初の感染は12月1日にカリフォルニア州で確認されていた。

  一方、英政府が在宅勤務を促す指針を解除したことで、同国では金融機関のオフィス復帰が加速しそうだ。ゴールドマン・サックス・グループやシティグループは、ロンドンの従業員にオフィス復帰を求めた。

ゴールドマンやシティ、ロンドンの従業員にオフィス復帰要請 (1)

  欧州連合(EU)でも制限緩和の動きが広がる中、オーストリア議会はEUで初めてワクチン接種を義務付ける法案を可決した。同法は来月に施行され、3月中旬から違反者には最高3600ユーロ(約46万5000円)の罰金が科される。

  香港では、ペットのハムスターが新型コロナ感染を広げているとの確信を当局者が強めている。新たに確認された感染ケースでは、先にペットショップ店員から見つかったウイルスとは遺伝子情報が異なるという。

ハムスターからヒトに、コロナ感染ルートとして香港当局者が有力視 

  オミクロン株の感染拡大が続くイスラエルでは、ファイザーとビオンテックが共同開発したワクチンのブースター(追加免疫)接種を5−11歳の感染リスクが高い子供にも行う。ハーレツ紙が伝えた。対象となるのは200人未満だという。 

  ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は3億3916万人、死者数は556万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計98億4000万回を超えた。

Goldman Leads London Office Return; Hamster Fears: Virus Update(抜粋)

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