(ブルームバーグ): 20日の米株式相場は続落。日中は堅調に推移していたが、終盤にマイナス圏に沈んだ。今週に入って見られる高リスク資産を削減する動きに押され、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は調整局面入りした。

  テクノロジー株の売りが重しとなり、S&P500種株価指数も下落。一時は1.5%値上がりしていた。ナスダック100指数は昨年11月に付けた高値からの下落率が10%を超えた。個別銘柄では、ホームフィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブが24%安と急落。

ペロトン株急落、需要低迷で一部フィットネス機器を生産停止の報道

  S&P500種は前日比1.1%安の4482.73。ダウ工業株30種平均は313.26ドル(0.9%)安の34715.39ドル。ナスダック総合指数は1.3%下落。

  EPウェルス・アドバイザーズのポートフォリオ戦略のマネージングディレクター、アダム・フィリップス氏は「市場が日中の上げを維持できなかったのはややがっかりだ」と語り、「パニックの兆候が見られるのは間違いない」と付け加えた。

  米国債相場は上昇。ただ、インフレ加速や米利上げを巡る懸念を背景に、利回りは週間ベースでなお上昇している。ニューヨーク時間午後4時13分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.81%。

  iキャピタルのチーフ投資ストラテジスト、アナスタシア・アモローゾ氏は「市場は確かに変動が激しいが、その最大の要因は米金融当局の大幅なスタンス変更だ」と指摘。「今はそれに順応しているプロセスであり、乗り越えていくしかない」と述べた。

  外国為替市場では、オーストラリア・ドルが主要10通貨に対し全面高。同国の雇用統計が市場予想を上回り、金融緩和策巻き戻し開始の論拠が強まったことが背景。ドル指数は小幅上昇した。

  ニューヨーク時間午後4時14分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ドルは対円では0.1%安の1ドル=114円17銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1310ドル。豪ドルは対米ドルで0.2%高の1豪ドル=0.7226米ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は小反落。米国の在庫が小幅増加したため、売りが優勢になった。バイデン大統領が前日夕に原油価格の抑制に取り組む姿勢をあらためて示したことも上値を抑えた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は、前日比6セント(0.1%)安の1バレル=86.90ドルで終了。同限月はこの日が最終取引日だった。中心限月の3月限は25セント安の85.55ドルで終えた。ロンドンICEの北海ブレント3月限は6セント安の88.38ドル。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。米国債利回りが低下し、ドルが下落したため、一時は上昇する場面もあったが、その後は伸び悩んだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.1%未満安い1オンス=1844.90ドルで終了した。

Stocks Tumble Into the Close on Selloff in Tech: Markets Wrap(抜粋)

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