(ブルームバーグ): 東京株式市場は小幅に反発。アジア時間の米国株先物が上昇する中で短期的な売られ過ぎ感を見直す動きが強まった。前週に下げが目立った半導体関連の一角や銀行、海運株を中心に値上がりした。半面、米国で金融政策の先行き不透明感がくすぶり、輸送用機器など輸出関連は安く、情報・通信株も下落した。

市場関係者の見方

野村証券の佐藤雅彦エクイティ・マーケットアナリスト

米国で株式需給が一つの節目を越えたのでは、と買い安心感が出た。先週はオプション特別清算値(SQ)算出絡みもあって下落した米国株の先物が上昇し好感された昨年9月以降の日経平均は2万7500−2万9500円、株価収益率(PER)で13.5−14.5倍のレンジにあった。現在はバリュエーション上でもほぼ下限で投機筋が2万7500円以下ではショートにリスクがあると感じている日本株はサイコロジカルラインや25日線からの下方かい離率などテクニカル面で売られ過ぎ感が出ている、過度に警戒されている米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過すれば株価が見直される公算が大きい

東証33業種

背景

アジア時間24日の米株先物は主要3指数そろって上昇米ハイテク株売り止まらず、新型コロナ禍の勝ち組銘柄が急落米、ウクライナ駐在の大使館員家族に退避命令−ロシア軍事脅威で

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