(ブルームバーグ): 韓国の経済成長は昨年10−12月(第4四半期)に加速した。新型コロナウイルスのオミクロン変異株が出現する前の感染状況が落ち着いている間に消費が上向いたほか、堅調な輸出需要が寄与した。

  韓国銀行(中央銀行)が25日発表した10−12月期の国内総生産(GDP)は前期比1.1%増と、エコノミストの予想と一致した。前年同期比では4.1%増加。

  2021年の年間成長率は4%と、10年以来の高い伸びとの韓国中銀の予測通りとなった。

  韓国中銀が緊急刺激策からシフトする中、全般的な経済が十分なモメンタムを維持しているとの中銀の見方が裏付けられた。

  中銀は昨年8月の引き締めサイクル開始後に政策金利を3回引き上げており、インフレ懸念の高まりを受け、さらなる利上げの可能性を示唆している。

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  輸出は4.3%増と伸びが加速。民間消費は1.7%増。それまでの制限が緩和され、一部の累積需要が解き放たれた。ただ、その後はオミクロン株の拡散と感染者数急増で活動が再び抑制されている。政府支出は1.1%増えたが、インフラ投資は0.6%減少だった。

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