(ブルームバーグ): 暗号資産 (仮想通貨) ビットコインはニューヨーク時間11日の取引で下げが加速し、3月16日以降で初めて4万ドルを割り込んだ。イーサが3000ドルを割り込むなど、アルトコイン( ビットコイン以外の暗号資産)も軒並み安となった。

  3月終盤に4万8000ドルを上回るピークを付けたビットコインは、金融政策引き締めへの不安からその後下落基調が続き、この日は一時8.4%急落し3万9515.79ドルの安値を付けた。マイアミで先週開催された「ビットコイン2022」の熱狂もトレンドの反転には十分でなかった。

  イーサは一時9.7%安の2971.635ドル。アバランチは13%、カルダノは12%、ルナ(テラ)も少なくとも11%前後値下がりした。

  12日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.4%と、1982年以来の高い上昇率になりそうだ。ゴールドマン・サックス・グループのチーフエコノミスト、ジャン・ ハッチウス氏は8日、米連邦準備制度が4%を上回る水準までフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を引き上げる必要が出てくるかもしれないと指摘した。

  ビットコインとナスダック100指数との相関は過去最も高まっており、週間ベースで厳しい下げに見舞われた米テクノロジー株などの資産と連動する傾向を考えれば、ビットコインの今回の下げはさほどの驚きでないといえそうだ。

 

‘Altcoins’ Lead Crypto Slide as Bitcoin Drops Below $40,000(抜粋)

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