(ブルームバーグ): ヘッジファンド運営会社BFAMパートナーズのマルチストラテジーファンドは、中国のクレジットとルーブルを含むボラティリティー取引で、3月の運用成績がマイナス6.2%となった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  BFAMアジア・オポチュニティーズ・ファンドの1−3月成績はマイナス9.7%となった。非公開上昇だとして関係者が匿名を条件に述べた。関係者の1人によると、運用資産は36億ドル(約4600億円)に減少した。ブルームバーグ・ニュースの以前の報道では、2021年8月時点では49億ドルだった。

  リーマン・ブラザーズ・ホールディングスで自己勘定取引トレーダーを務めたベンジャミン・フックス氏が12年半ばに設立したBFAMは21年に初の年間マイナスリターンを喫したが、22年も苦戦が続いている。同社の投資家向け広報(IR)責任者、カタリナ・ロイズ氏はコメントを控えた。

  ブルームバーグ・ニュースが昨年確認した文書によると、BFAMはクレジットや転換社債などのほか、株式・通貨・金利のボラティリティーに投資する。中国のドル建てジャンク債は3月に4.2%下落。ブルームバーグのランキングによれば、ロシアの通貨ルーブルは現在、世界で最もボラティリティーの高い通貨となっている。

 

Hedge Fund BFAM Loses 10% This Year on China Debt, Ruble Trades(抜粋)

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