(ブルームバーグ): 東京株式相場は大幅に続落。米金融引き締めへの警戒が根強い中で、国内外の企業業績への懸念が出て投資家心理を冷やした。景気敏感業種を中心に売りが広がり、機械や電機など輸出関連が下落。鉄鋼や非鉄金属など素材株も安かった。前期業績速報値を下方修正した清水建設の株価が急落し、他の建設株にも連想売りが出た。

市場関係者の見方

丸三証券投資情報部の小松崎直樹次長

米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控え、米金融引き締めと企業が開示する通期業績への警戒が重なっている。週内は決算発表が本格化する前に持ち高を落とす動きから株式相場は上値の重い展開が続く可能性があるきょうの建設株安は内需銘柄の厳しさが出ている。大きな需要増加が見込めない中で原材料高によって採算が厳しくなるとの連想が広がっている例だ。円安メリットが原材料高を相殺する外需銘柄とは違う今週が発表のピークとなる米国決算では良い決算がある一方で、高い株価収益率(PER)に現れた成長期待とギャップが出てきている銘柄も散見する

東証33業種

背景

米ベライゾンが通期の売上高予想を下方修正、高インフレ影響−株価下落米アメックス、特典刷新で費用かさむ−「プラチナ」の新規顧客は大幅増中国で石油需要が急減、コロナ禍初期以来の大幅な落ち込みへアジア時間25日の米株先物は軟調に推移

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