(ブルームバーグ): 米政府は米ファイザーの新型コロナウイルス感染症(COVID19)の飲み薬「パキロビッド」について、全米の薬局で提供できるようにする計画を取りまとめつつある。オミクロン変異株の「BA.2」系統の広がりで感染件数と入院件数が増加する中で、パキロビッドの供給量は増えている。

  バイデン政権は重症化の恐れがある人々への提供を増やす計画を24日からの週にまとめる。政権当局者1人が22日、発表前を理由に匿名を条件に明らかにした。

  同当局者によれば、米国でのパキロビッドの使用は3月27日から4月10日までの間に103%急増し、ホワイトハウスはさらに増やしたい考え。医療提供者に対し、不足を懸念するよりは処方し過ぎる方が望ましいと示唆しているという。

  ジャンピエール米大統領副報道官は21日、「医師や患者がパキロビッドについて知るよう、われわれは取り組んでいる」と説明。昨年12月の米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可後、供給量は限定的だったが「もはやそうではない。幅広く入手可能だ。適格性に関する基準もかなり広くなった」と語った。

  米国では現在、約2万カ所でパキロビッドを提供している。同当局者によると、政権は希望する全ての薬局が連邦政府に直接注文できるようにすることを計画している。

Pfizer Covid Pill Nears Wider Availability Under Biden Plan (1)(抜粋)

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