(ブルームバーグ): ヘッジファンド運営会社、メルビン・キャピタル・マネジメントを率いるゲイブ・プロトキン氏は、運用成績が低迷した同社ファンドのてこ入れ策を数日で撤回した。24日送付の投資家向け書簡で分かった。

  同社ファンドはショート(売り持ち)にしていたゲームストップ株などの2021年1月の上昇が響いたほか、今年1ー3月には別の大きな損失に見舞われ、21年初め以降の運用成績がマイナス52%。プロトキン氏は先週、ファンドの規模を約40%縮小すると同時に、同社に引き続き運用を託す投資家に再び成功報酬の支払いを求める案を公表していた。

  24日付の投資家向け書簡でプロトキン氏は「申し訳ない。私は間違っていた。おわびする」と謝罪。「振り返ると、われわれの意向に反して、将来のリターンとチームの継続性のみに注力し、投資家の皆様の損失に十分配慮していなかったと今は認識している」と続けた。

  プロトキン氏は当初の計画を進めるのに「十分な関心と必要最低限な人数」は確保できていたものの、一部の投資家からメルビン・キャピタルが「良いパートナーではない」との苦情を受けたため、新たな戦略を打ち出すことにしたと説明。向こう2−3週間以内にもっと「バランスの取れた」解決策を発表する見込みとしている。メルビンの広報担当者はコメントを控えた。

Plotkin Rethinks Plan on Fund Reboot, Apologizes to Holders (1)(抜粋)

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