(ブルームバーグ): 東京株式相場は反落。米国市場で決算を発表した企業の株価が下落し、中国のコロナ感染問題などを背景にした業績懸念が強まった。米ハイテク株安を受けて精密機器株などが下落。外需の影響を受けやすい自動車株も値下がりした。

市場関係者の見方

第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト

米連邦公開市場委員会(FOMC)や大型連休を控え、持ち高を減らすための売りが優勢になった。株価にピークアウト感もある半導体関連は利上げ観測が強まる中では、下落局面でも押し目買いを入れにくい。米金融引き締めは6月以降の0.75ポイント連続利上げ観測も浮上し、警戒が高まっている。中国のロックダウンの拡大や長期化によりサプライチェーンが崩壊するのではないかという懸念も広がった

三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト

日本株が下落しているのは外国為替相場が円高に振れたことに加え、米アルファベットや半導体大手企業の決算内容が期待外れだったことが背景にあるただ日本株は株価収益率(PER)でみて米国株と比べても3〜4割ほど安い状況。今後は円安の効果が企業業績に現れると想定すると下げ余地は限られる

東証33業種

背景

グーグル親会社1−3月、売上高が予想下回る−ユーチューブ広告不振TI株急落、業績見通しが市場予想下回る−中国ロックダウン影響GE株急落、サプライチェーンの問題が2022年の利益見通しを圧迫

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