(ブルームバーグ): 台湾の新型コロナウイルス新規感染者数が1万人を突破した。疾病管制署(台湾CDC)は28日、過去最多の1万1353人が新たに確認されたと発表した。新規感染者は25日に報告された5108人から2倍余りに増加したことになる。

  行政院主計総処(統計局などに相当)が28日に発表した1−3月(第1四半期)の域内総生産(GDP)は前年同期比3.06%増加した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想(2.8%増)より高成長となったが、昨年10−12月(第4四半期)の4.9%増からは伸びが鈍化した。

  今年1−3月の台湾経済は、広範な停電など幾つかの逆風に見舞われた。3月の鉱工業生産は前年同月比2.2%増と、2020年5月以来の低い伸びにとどまった。

台湾全域で大規模停電、TSMCなど半導体メーカーほぼ影響なし 

  オミクロン変異株の感染拡大が悪化している中国は、ロックダウン(都市封鎖)を伴う厳格なコロナ対策を堅持。多くの台湾企業が中国で工場を運営していることから、生産活動への影響が懸念されるほか、台湾でもオミクロン株の流行が深刻化している。

(2段落目以降を追加して更新します)

©2022 Bloomberg L.P.