(ブルームバーグ): 中国当局は米ニューヨーク上場の中国企業について、現地監査を受け入れる計画を米規制当局と協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。中国企業の米上場廃止回避を目指す協議で進展の兆しがみられている。

   事情が公になっていないとして匿名を条件に語った関係者によると、米中の規制当局は、米公開会社会計監督委員会(PCAOB)の査察団の中国訪問をどのように認めるか交渉している。査察団が米上場の中国企業261社の大部分について監査手順を精査し、監査書類にアクセスできるようにすることが目的だという。

  関係者によれば、両国は監査の実施について、まだ決定的な合意には至っていない。

  PCAOBは声明で「われわれは合意到達を目指し中国当局との会合や関与を継続しているが、最終的な合意を巡る臆測はなお時期尚早だ」とコメントした。 

  中国証券監督管理委員会(証監会)はファクスでのコメント要請にこれまで返答していない。米証券取引委員会(SEC)はコメントを控えた。

SEC委員長、中国企業上場廃止回避で合意近いとの見方に否定的 

China and U.S. Negotiate On-Site Audit Checks as Delistings Loom(抜粋)

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