(ブルームバーグ): 東京株式相場は小幅に反落。連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、急速な金融引き締めへの警戒感が強まった。米ハイテク株が大幅下落した流れを受け、東京市場でも半導体関連に売りが出た。建設や電気・ガスも安い。半面、ゴールデンウイーク中の観光需要の強さを受けて経済再開銘柄が値を上げた。

市場関係者の見方

楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長

FOMCを控え、金融引き締め加速を警戒する売りが出た。バランスシート縮小のスピード感や詳細な内容はまだ不透明だ。米国同様にバリュエーションの高い銘柄を売る流れが続いた半導体関連銘柄は業績が良いにもかかわらず、インテルが決算で示したように海外ではピークアウト感が出ており、下落したただ、日立製作所や村田製作所、富士通など大型企業の決算発表内容を好感した買いは指数の支えとなった。連休中の人の動きが活発で、旅行需要の強さもみられることから空運や陸運など経済再開銘柄も値を上げた

東証33業種

背景

アマゾンが06年以来の大幅安、時価総額26兆円余り吹き飛ぶアップル株下落、中国ロックダウンの影響警告で−関連銘柄にも売り 米雇用コスト指数、過去最大の上昇−インフレ懸念さらに深まる ドル・円相場は1ドル=130円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は130円02銭

©2022 Bloomberg L.P.