(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、ECBによる7月の利上げはあり得るが、可能性は低いとの認識を明らかにした。

  デギンドス副総裁は5月1日付のスペイン紙エルコレオとのインタビューで、純資産購入を7月に終了すべきでない理由はないと述べ、利上げはその後、「数カ月か数週間、数日以内に行われる可能性がある。7月はあり得るが可能性が高いということではない」と述べた。

  ユーロ圏の記録的な高インフレを踏まえ、ECBにとって10年余りで初の利上げを7月にも実施するよう求める政策当局者もいる。デギンドス副総裁はいかなる決定も「経済データや、6月に公表される最新マクロ経済予測次第になる」と語った。

  デギンドス副総裁は「経済成長の大幅な弱まり」が既に目に見えていると指摘。「それでも2022年の成長率はプラスだろう」とし、「リセッション(景気後退)の技術的定義(2四半期連続のマイナス成長)を維持するなら、現時点でそれは予想しない」と話した。

©2022 Bloomberg L.P.