(ブルームバーグ): デービッド・アインホーン氏が率いるヘッジファンド会社、グリーンライト・キャピタルの4月の成績はプラス10.6%と、過去数年で最悪となった米国株のパフォーマンスに逆行した。1−4月ではプラス15.4%となったと、事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。グリーンライトの広報担当はコメントを控えた。

  アインホーン氏はここ数週間、弱気の姿勢を示し、今月の投資家宛て書簡で米連邦準備制度によるインフレ対応策のペースに疑問を呈したほか、ロシアのウクライナ侵攻が米経済に与える影響に懸念を示した。

  「市場は米金融当局の決意への疑念とインフレ率を2%に戻すことに失敗する可能性を織り込み始めている。当局は速いペースの利上げについて市場の期待をリセットしたが、インフレ期待は上昇しており、長期債相場は下落している」と指摘していた。

  グリーンライトの過去4カ月の成績は2021年通年のプラス11.9%を上回っている。 

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