(ブルームバーグ): 香港のトップを決める行政長官選挙が8日行われ、李家超前政務官(64)が正式に選出された。李氏は中国政府が認めた唯一の候補で、信任投票だった。中国による香港統治が一段と強まることになる。

  親中派が大半を占める約1460人の選挙委員による投票で、李氏は1416票を得た。投票は1時間足らずで終わり、投票率は約98%。

香港行政長官選に出馬の李家超氏、国境再開が優先課題−SCMP紙

  現職の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は先月、再選を目指さないと発表。林鄭長官に次ぐ香港ナンバー2だった李氏がその後、出馬を表明していた。李氏の行政長官としての任期は7月1日から5年間。

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  中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は2021年、香港の選挙制度見直しを承認。中国政府は香港民主派の排除を狙い、「愛国者」による香港統治を主張していた。

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