(ブルームバーグ): インド準備銀行(中央銀行)は9日、対ドルで最安値を更新したルピーを防衛するため外国為替市場に全面的に介入している。事情に詳しい1人の関係者が明らかにした。

  同中銀は約6000億ドル(約79兆円)の外貨準備で投機筋に十分対抗できるとみており、ルピーの値下がりは容認するものの、秩序あるルピー安を探っている。非公開情報だとして関係者は匿名を条件に語った。今後もルピー防衛の介入を続けるという。 

インド・ルピーが最安値更新、ドル高でリスク資産需要後退

  同中銀の報道官からのコメントは得られていない。

  9日の外国為替市場でルピーは一時0.8%安の1ドル=77.53ルピーを付けた。外国人投資家がインド株から資金引き揚げを継続していることが背景にある。

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