(ブルームバーグ): 米株式市場では3営業日連続のテクノロジー株の売り浴びせにより、大型ハイテク銘柄で構成されるナスダック100指数の時価総額約1兆5000億ドル(約200兆円)が吹き飛んだ。

  同指数は9日、4%安で終了。米連邦公開市場委員会(FOMC)が0.5ポイントの利上げを決定した翌日からの3営業日の下落率は10%と、3営業日の下げ幅としては2020年9月以来最大となった(ブル−ムバーグ調べ)。

  下落はテクノロジー株にとどまらず、S&P500種株価指数は9日、前週末比3.2%安の3991.24と、心理的に重要な下値抵抗線の4000を割り込んだ。

  米国債利回りが急伸し、利上げとインフレ進行で米経済のリセッション(景気後退)入り懸念が強まる中、ナスダック100指数は今年に入って25%下げている。同指数は新型コロナウイルス禍の初期に約1カ月で28%下落したが、それ以来の大幅な下げ局面となった。

  ハイテク大手各社も株価下落を免れず、マイクロソフトの時価総額は9日、21年6月以来初めて2兆ドルを割り込んだ。株価は年初来で21%下げている。アマゾン・ドット・コムの株価は昨年の上場来高値から40%余り下落、9日終値は5.2%安。アップルも3.3%下げ、年初来の下落率は14%となった。

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