(ブルームバーグ): 12日の米株式市場でアップルの株価が続落。今年1月に付けた上場来高値からの下落率は22%となった。テクノロジー銘柄はこの日も全般的に軟調だった。

  アップル株は前日比2.7%安の142.56ドルと、昨年10月以来の安値で取引を終了。最高値を記録した1月3日以降で時価総額が約7000億ドル(約90兆円)消失した。

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  ハイテク株軟調の背景にはインフレと金利上昇への懸念がある。大型ハイテク銘柄で構成されるナスダック100指数はこの4営業日で6%近く下落。週間ベースでは6週連続下落に向かっており、その場合は2012年以来の長期連続安となる。

  トゥルーイスト・アドバイザリー・サービシズの共同最高投資責任者(CIO)兼チーフ市場ストラテジスト、キース・ラーナー氏は「センチメントは非常に落ち込んでおり、インフレを巡る不確実性で状況は引き続き複雑になるだろう」と指摘。「株価が安くなっているとはいえ、上昇に転じるには着火材料が必要だ。それは見当たらない」と語った。

(12日終値を入れ、相場情報を最新にして更新します)

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