(ブルームバーグ): 野村ホールディングスは、暗号資産 (仮想通貨)商品への法人顧客の需要が過去2年で急増する状況に対応し、ビットコインのデリバティブ(金融派生商品)のアジア顧客への提供を開始した。

  ノムラ・シンガポールの日本除くアジア外国為替ストラクチャリング責任者ティム・アルバース氏はインタビューで、同社は現金で決済するノンデリバラブル・フォワード(NDF)とノンデリバラブル・オプション(NDO)を提供しており、ビットコイン先物とオプションの取引も可能になったと明らかにした。

  CMEグループのプラットフォームで今週、ノムラはカンバーランドDRWとの間で最初の取引を実行した。ステーブルコイン、テラUSD(UST)の暴落が引き金となり、人気のあった多くの暗号資産が資金逃避のメルトダウンに見舞われるタイミングでトレードは行われた。

  アルバース氏は「混乱がいったん落ち着けば、機関投資家の顧客にとってバリュエーションはより魅力的になるだろう。順調にスタートし、われわれはかなり張り切っている」と発言。「やがて成熟し、規制が行き届く結果、機関投資家にとってセクターの魅力が増すと期待する。ボラティリティーも結果的に低下するはずだ」と語った。

Nomura Starts Offering Bitcoin Derivatives to Clients in Asia(抜粋)

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