(ブルームバーグ): ヘッジファンド運営会社ペラム・キャピタルの株式に特化したファンドは、約15年前にファンドを立ち上げて以来の深刻な不振に陥っている。株式市場で売りが加速していることが背景にある。

  ロンドンに本社を置く同社の旗艦ファンド「ペラム・ロング・ショート」は4月の成績が約7%のマイナスとなり、年初来のリターンはマイナス28%に悪化した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。2021年の成績はマイナス12%だった。

  投資家宛ての書簡によれば、同ファンドがこれまでに記録した最悪の年間成績は2018年の13.7%マイナス。ピーターシル・パートナーズの出資を受けているペラムの運用資産は、2020年に約50億ドル(約6460億円)。その大半を旗艦ファンドで運用していた。

  ペラムの成績不振は株式に投資するヘッジファンド全般の苦戦を反映しており、複数の大手プレーヤーが数年ぶりの悪い成績を報告している。テクノロジー株の下落がその一因で、チェース・コールマン氏のタイガー・グローバル・マネジメントでは、ヘッジファンドおよびロングオンリーファンドで160億ドルが消失した。

タイガーGのヘッジファンド、年初来マイナス44%−4月に成績悪化

Pelham Hedge Fund Losses Worsen to Record 28% as Stocks Plunge(抜粋)

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