(ブルームバーグ): ドイツ最大の人口を有する西部ノルトライン・ウェストファーレン州の議会選挙の投開票が15日に行われ、ショルツ首相が属する中道左派の社会民主党(SPD)は、前週の北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州議会選に続き、敗北が確実となった。

  ロシアのウクライナ侵攻への対応を巡りショルツ政権への有権者の支持が揺らぐ中で、地方選の連敗は政権にとって新たな打撃となる。

  公共放送ARDの予測によると、国政レベルの最大野党・キリスト教民主同盟(CDU)は得票率が35.3%に達し、州議会第1党にとどまる見通し。一方、SPDは伝統的な地盤であるノルトライン・ウェストファーレン州の議会選としては過去最悪の27.4%に落ち込む見込みだ。

  ショルツ政権はロシアのウクライナ侵攻への踏み込んだ対応の遅れを巡る批判を受け、ウクライナへの大型兵器供与を承認することなどで巻き返しを図り、欧州連合(EU)によるロシア産原油・石炭の禁輸も支持した。

  だが、8日投開票のシュレスウィヒ・ホルシュタイン州の議会選では、SPDが政権発足後初めて地方選で敗北し、同州議会選で過去最悪の得票率にとどまった。

ドイツ首相の与党、政権発足後初の地方選敗北−ウクライナ対応で批判

Scholz’s Party Slumps to Worst Result in Germany’s Biggest State(抜粋)

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