(ブルームバーグ): ステーブルコインのテラUSD(UST)が先週、値崩れして暗号資産(仮想通貨)の急落が相次いだ後、ビットコインの熱烈な支持者は買い場を見いだした。

  デジタル資産運用会社コインシェアーズのデータによると、ビットコインが約14%値下がりする中で、ビットコインをテーマとする金融商品には2億9900万ドル(約390億円)が流入した。一方、ソラナやイーサ、ポルカドットなどに投資するファンドからは資金が流出した。

  同社の投資ストラテジスト、ジェームズ・バターフィル氏はリポートで、資金フローからはビットコインの「相対的な安全性」への投資家のこだわりがうかがえると指摘。「USTが最近ペッグから外れたことやそれに関連する幅広い売りを買い場と投資家が捉えた強いシグナル」が示されたとした。

  仮想通貨の先駆けであるビットコインは最も耐性のあるデジタル資産と見なされることが多い。最も歴史が長く規模も最大で、知名度も間違いなく抜群だ。また、ビットコインを未来の通貨と予想したり、それだけが真の仮想通貨と主張するビットコインマキシマリストを名乗る熱心な支持者もいる。

  ビットコインは週明け16日の取引では下落し、一時は6.3%安の2万9072ドルまで下げた。

Bitcoin Fans Seen Bottom-Fishing After Terra-Driven Meltdown(抜粋)

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