(ブルームバーグ): 米セントルイス連銀のブラード総裁は今後の数会合で0.5ポイントずつの利上げを実施するという米金融当局の計画を支持するとし、これで40年ぶり高水準付近のインフレ率に対応すると論じた。

  ブラード氏は17日、エネルギー関連の会議での質疑応答部分で、「次の数会合に0.5ポイントずつの利上げを実施する方向にあるようだと、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がこれまでに述べている」と発言。見通しへのリスクはあり、状況は変わり得るが「今のところ、われわれには適切な計画がある」と話した。

パウエル議長、今後2回の0.5ポイント利上げの可能性重ねて指摘 (1)

  物価高騰の抑制に向けより強力な措置を支持し、米金融当局で今年最も率直に発言してきたブラード氏は、「短期的にもっとずっと大胆な行動を」当局が検討するべきか問われた際、0.75ポイント利上げの可能性には言及しなかった。同氏は以前、その引き上げ幅も選択肢の一つであり得るとの考えを示していた。

セントルイス連銀総裁、必要なら0.75ポイント利上げも選択肢か (1)

  米金融当局は批評家が主張するほどインフレ対応で後手に回っているわけではないとも、ブラード氏は指摘。金融市場が将来の利上げ織り込みに既に著しく動いており、当局の行動に先立って引き締めの一部を行っていることを理由に挙げた。

  ブラード氏はバランスシート縮小も景気支援の引き揚げになると説明。他の中央銀行も同様の措置を講じる中、こうした「世界的な量的引き締め」がどの程度の引き締めになるのかは不明だと述べた。

  「その他の条件が全て同じなら、年限が長めの債券利回りに上向き圧力がかかるだろう」とし、「それはこれまでに確かに見られた。われわれが政策を進めるのに伴い、その圧力は強まるだろう。われわれは先行きこれを注視する意向だ」と語った。

Bullard Says Fed Has ‘Good Plan’ With Its Half-Point Rate Hikes(抜粋)

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