(ブルームバーグ): 米アップルは新型コロナウイルス感染の再拡大を理由に、従業員に週3日のオフィス勤務を義務付ける計画を延期した。

  ブルームバーグが確認したアップルの社内文書によると、同社は23日に導入する予定だった同プランを先延ばしすると従業員に17日に通知した。ただ従業員は引き続き週2日のオフィス勤務を求められる。同社は新案の導入を「当面の間」先送りするとし、新たな導入時期を示さなかった。

  月曜と火曜、木曜の3日間のオフィス勤務を義務付ける同案は一部従業員の間で物議を醸していた。従業員は4月に始まった増産の取り組みの一環として既に週2日、オフィス勤務をしている。

  アップルはまた、少なくともシリコンバレーのオフィスでは共有エリアでマスク着用を再び義務付けるとした。これとは別に、同社は米国内の約100店舗で従業員のマスク着用を再び義務化すると通知した。オフィスと店舗のマスク着用義務は今年3月、感染状況の緩和を理由に撤回されていた。

  アップルの広報担当者はコメントを控えた。

  今回の週3日通勤義務化先送りは直近の新型コロナ感染再拡大を受け決定されたが、一部の同社従業員はかねてから、オフィス勤務で生産性が低下するとして復帰計画に不満を表明していた。

Apple Delays Plan to Have Staff in Office Three Days a Week (2)(抜粋)

©2022 Bloomberg L.P.