(ブルームバーグ): 米アップルの厳しいオフィス復帰方針を巡り退社した同社の幹部が、米アルファベットのディープマインド部門に加わる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  アップルで機械学習と人工知能(AI)を統括していたイアン・グッドフェロー氏は、同社の勤務方針に柔軟性が欠けていることを理由に、ここ数週間に同社を退社した。アップルは今月から、内勤の従業員に月・火・木曜の週3日間のオフィス勤務を義務付ける計画だった。ただ、この計画は先送りされることが17日に通知された。

米アップル、週3日オフィス勤務義務化を先送り−コロナ感染再拡大で

  今回の採用が公になっていないとして匿名を条件に語った関係者によれば、ディープマインド部門はグッドフェロー氏を一般社員(IC)として採用する。同氏は機械学習の第一人者の1人として知られており、2019年までグーグルで上級研究員として勤務していた。

  ディープマインドは今回の採用についてコメントを控えた。アルファベットのオフィス復帰方針はおおむねアップルの方針よりも緩い。アルファベットも従業員にオフィス復帰を要請しているが、在宅勤務を希望する大半の従業員に免除を認めている。グッドフェロー氏はまだ新しい仕事を開始していない。

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