(ブルームバーグ): 英国のインフレ率が4月に9%と、40年ぶりの高水準となった。サッチャー政権時代の1982年以来となる物価上昇率で、政府とイングランド銀行(中央銀行)に対応を促す圧力が一段と強まった。

  英政府統計局(ONS)が18日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9%上昇した。エコノミスト予想は9.1%上昇だった。

  基本賃金上昇の倍以上のペースで物価高が進んでおり、消費者の購買力が記録上最も急激に圧迫されている。光熱費がほぼ確実に上昇する10月までにインフレ率が2桁に達するとイングランド銀は予想しており、家計への痛みがさらに強まりそうだ。

  燃料とエネルギーの値上がりがインフレ加速の大きな部分を占めた。

 

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