(ブルームバーグ): 世界の債券相場は19日も上昇。米リセッション(景気後退)の確率が高まったとの見方から質への逃避が進んだ。

  オーストラリアの10年債利回りは13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.33%。米時間の米国債利回り低下に追随した。10年物米国債利回りは約10bp低下し2.88%となった。S&P500種株価指数は4%安と2020年6月以来の下落率。

  ウェスタン・アセット・マネジメントのポートフォリオマネージャー、 マーク・リンドブルーム氏は「景気減速のリスクが高まっているのでポートフォリオのヘッジとしてのデュレーションの重要度は増している」と述べた。今年これまでの米国債利回り急上昇を受けて「債券は、他の資産クラスとの比較で魅力を回復した」とも指摘した。

  米連邦準備制度が利上げを通じたインフレ抑制に注力する中、債券運用者らはイールドカーブのフラット化を生かすため長期債保有を増やしてきた。リスク資産の一段の下落に対するヘッジの意味もある。

  政策金利に敏感な米2年債の利回りは3bpしか低下せず、長短金利差はさらに縮小した。5年債と10年債の利回り格差は再びゼロを下回った。

 

Global Bonds Switch to Rally Mode as Recession Fears Intensify(抜粋)

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