(ブルームバーグ): 東京株式相場は反発。物価高騰による景気減速を見込んだ売りが一巡した。商品市場で銅やニッケルが高く、非鉄金属や鉄鋼といった素材株が値上がりした。中国人民銀行(中央銀行)が住宅ローン金利の基準となる5年物ローンプライムレートを大幅に引き下げ、中国の景気てこ入れ策を好感した買いも入った。海運や自動車といった景気敏感株の上げも目立った。

市場関係者の見方

楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト

週末の持ち高調整が相場水準を切り上げた。米小売企業の業績悪化を受けて売り建てしていた投資家が週末リスクを回避するために買い戻しを入れた中国の中央銀行による緩和策も景気が改善する期待につながった。ロックダウン(都市封鎖)解除見通しを受けて、素材などの景気敏感株が上昇した

東証33業種

背景

中国人民銀、5年物LPRを15bp引き下げ−不動産セクター支援 LME銅が上昇、ドル下落受け−ニッケルは3月以来の大幅高19日のニューヨーク原油先物は2.4%高の1バレル=112.21ドルと3日ぶり反発4月コアCPI2.1%上昇、日銀の目標水準に到達-13年半ぶり伸び

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