(ブルームバーグ): 東京株式相場は続伸。20日のS&P500種株価指数が乱高下しながらも取引終盤に持ち直し、米金利の先高観も後退する中で投資家心理が改善した。決算や自社株買いを20日に発表した東京海上ホールディングスなど損害保険株の上げが目立った。業績が景気動向の影響を受けにくい医薬品や食料品などディフェンシブ銘柄も高かった。

市場関係者の見方

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

前週末の米国株が値を戻したのが日本株の支援材料。景気後退懸念で米国株は弱気相場入り直前まで下げたが、景気後退を確実視して売り込むのは時期尚早という見方だろう日本株のバリュエーションは相対的に割安だ。米国と違いインフレが激しくなく、金融引き締めに向かっているわけでもなく、経済再開による成長余地もある一方で、米国株は上値を追う展開になっていない。景気指標がさえないことやコスト高の悪影響や消費の弱さを示す決算も多い

東証33業種

背景

東京海上H株が上昇、業績モメンタム強いとSMBC日興−損保が高い岸田首相が防衛費増額を表明、米大統領が強く支持−日米首脳会談セントルイス連銀総裁、利上げ前倒しなら23年には利下げ可能にも

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