(ブルームバーグ): ソフトバンクグループが出資するインドのスタートアップ、オヨ・ホテルズは2022年中の新規株式公開(IPO)計画を棚上げした。事情に詳しい関係者が明らかにした。株式相場低迷でバリュエーションが低下しているためだという。

  同社の取締役会はIPO時期の変更について銀行や投資家と協議し、先週から今週にかけ複数の会合を持った。決定はまだ公にされていないとして関係者が匿名を条件に述べた。年末までにIPOプロセスを再開した場合、最も早いタイミングは23年になるという。オヨの正式社名はオラベル・ステイズ。

  関係者によると、オヨは昨年、予備的にIPOを申請したが、7−9月期終了後に新たな財務情報に基づいて仮目論見書を修正する許可を当局に求めている。コタク・インベストメント・バンキングなどの銀行がインド証券取引委員会に要望を提出したという。

  オヨのリテシュ・アガルワル最高経営責任者(CEO、28)にとって、IPO延期は打撃となる。同CEOはオヨ株のほぼ3分の1を保有。ソフトバンクグループは約47%を保有している。アガルワル氏は2013年、19歳でオヨをスタートさせた。

  オヨは今週中か来週にも当局への要望についての返答を得る見込みだと関係者の1人は述べている。

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