(ブルームバーグ): ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は25日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を1.5%から0.5ポイント引き上げ、2%とすることを決定した。

  NZ中銀の0.5ポイントの大幅利上げは4月に続き2会合連続。インフレ抑制に向け今後も積極的な利上げを続ける姿勢を示唆した。ブルームバーグが調査したエコノミスト22人中19人が0.5ポイントの利上げを予想していた。

     NZ中銀は声明で、「物価安定を維持し、持続可能な最大雇用を支えるため、金融引き締めを継続することが引き続き適切」とした上で、金融政策委員会(MPC)は「消費者物価上昇率を1−3%の目標内に確実に戻すコミットメントに強い決意がある」と表明した。

  中銀の最新予測では、政策金利のピークが従来の3.35%から3.95%に引き上げられ、2023年7ー9月(第3四半期)にピークに達するとの見通しが示された。2月時点では、24年に3.35%でピークを付けると予想していた。

  中銀声明の他の主な内容は次の通り。

年内に政策金利の最低3.25%への引き上げ見込むCPI目標レンジに収まるまで活発な利上げ行うことで一致より大幅で早期の利上げを行うことで政策の柔軟性が増す

 

  NZ中銀の2会合連続での0.5ポイント利上げは、1999年にOCRが導入されて以降で初めて。昨年10月以降の利上げ幅は計1.75ポイントとなった。

  中銀の決定を受け、NZドルは対米ドルで値を上げ、ウェリントン時間午後2時36分(日本時間午前11時36分)時点で1NZドル=0.6478米ドル。債券利回りとスワップ金利も上昇した。

(中銀声明の内容などを追加して更新します)

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