(ブルームバーグ): 米テキサス州の小学校で今週起きた銃撃事件について現地警察当局は27日、容疑者が立てこもる教室に警官が突入しなかったのは「誤った判断」だったと認めた。容疑者が1人で立てこもっていると考え、誰にも危険が及んでいないと思い込んでいたという。

  事件は24日、人口約1万6000人の町ユバルディのロブ小学校で発生。児童19人と教員2人が犠牲になった。

米テキサス州の小学校で銃撃事件、児童ら少なくとも21人死亡 (2)

  テキサス州公安局のスティーブン・マクロー局長は学校近くで行った記者会見で、警官らが教室に突入しなかったことについて「今から振り返ってみれば、もちろん正しい判断ではなかった。誤った判断だった」と語った。

  警察当局はこの日、事件の詳細を時系列で説明。会見は約1時間に及び、児童らが警察への緊急電話で助けを求めていたことを話すと同局長は何度も声を詰まらせた。

  今回の銃撃事件を巡る治安当局の対応については、保護者や地域社会から疑問や反発の声が噴出している。容疑者が学校に侵入してから殺害されるまでには約80分が経過していた。その間、校外にいた保護者らは警察に対し、校内に入って容疑者に立ち向かうよう求めていたことが、ソーシャルメディアに投稿された複数の動画で明らかになっている。

Texas Police Say ‘Wrong Decision’ Not to Bust Into Classroom (1)(抜粋)

©2022 Bloomberg L.P.