(ブルームバーグ): オルタナティブ資産運用会社の米ブラックストーン・グループはアジア太平洋地域のプライベートクレジット事業の資産を10倍に増やす計画だ。プライベートクレジットによる資金調達の需要拡大に対応する。

  同社は2021年10−12月(第4四半期)時点で同事業に5億ドル(約630億円)をコミットしていたが、「近いうちに」少なくとも50億ドルに増やすことを目指している。欧州およびアジア太平洋地域のプライベートクレジット事業を率いるパウロ・イーペン氏が明らかにした。ブラックストーン・クレジット部門は21年にこの地域への積極的な投資を開始した。

  アジアは世界のプライベートクレジット市場で小さな部分しか占めないが、ブラックストーンは域内企業が資金調達を銀行融資から多様化するに伴い需要が高まると確信している。

  イーペン氏はインタビューで、「アジアのプライベートエクイティー活動の成長加速を考えると、プライベートデット市場も拡大が見込まれる」と述べた。 「 ブラックストーン・クレジットにとっては、サービスが行き届いていないアジアのプライベートデット市場に貢献し高まる資金需要に対応する絶好の機会だ」と語った。

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