(ブルームバーグ): 30日の中国人民元と本土株はいずれも上昇。新型コロナウイルス感染症対策の制限措置の緩和が主要都市で始まることになり、厳格なロックダウン(都市封鎖)による経済への影響を巡り、最悪期は過ぎたとの見方が広がった。

  オフショア人民元は対ドルで一時6.6552元と、1%近く上昇。本土株のCSI300指数も1%高となる場面があり、消費者関連銘柄を中心に買われている。北京市や上海のコロナ規制緩和で、中国株が底入れしつつあるとの期待が高まる公算が大きく、中国当局が景気支援策を強化する中で、アムンディなど投資家は強気な見方に転じつつある。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マービン・チェン氏は「コロナ感染動向やロックダウンが中国株のバリュエーションを抑えていた主な要因だったため、それが緩和されるということはプラスだ」と指摘。経済活動再開が継続され、刺激策が強化されれば今年後半の持ち直しに弾みがつく可能性があると分析した。

中国の新型コロナ新規感染者、3カ月ぶり低水準−北京や上海でも減少

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