(ブルームバーグ): 東京株式相場は2営業日連続で上昇した。先週末に政府内で観光需要喚起策「GoToトラベル」を6月末−7月にも再開する案が浮上していると報じられたことを受け、空運や陸運といった経済再開銘柄に資金が流入した。午前中は米利上げ加速への警戒から売り優勢の場面もあったが反転。原油相場高で鉱業や原油関連株も値を上げた。

市場関係者の見方

岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト

米国株が下落したことで東京株式市場は下げて始まったが、観光需要喚起策の再開による経済正常化への期待や米景気に対する信頼感で上昇した米雇用統計はインフレ高進や景気後退を示す内容ではなく市場にとってはニュートラルな内容だった米長期金利が上昇する中でも株価が上昇しているのは、景気の過熱感がなく、インフレの見通しが改善していると評価しているからだろう

東証33業種

背景

米雇用者数、5月は予想上回る39万人増−経済への楽観を示唆「GoToトラベル」再開案浮上、観光需要喚起で月末以降−日経ニューヨーク原油先物は1.7%高の1バレル=118.87ドルドル・円相場は1ドル=130円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は129円84銭

©2022 Bloomberg L.P.