(ブルームバーグ): 中国株式相場の転換点という意味では、これほど期待が大きい状況は、そうはない。

  中国株は投資不可能な状態に陥っていると嘆いてきたトレーダーらも、ここへきてようやく望むものが手に入りつつあるかもしれない。配車サービスを展開する滴滴グローバルの米国預託証券(ADR)は6日のニューヨーク市場で一時、前週末比68%急伸。規制当局が1年にわたって進めてきた同社事業に対する調査が週内にも事実上終了する可能性を、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。

中国当局、滴滴の調査終了準備との報道−ADR急騰

  BNPパリバ・アセット・マネジメントのアジア太平洋担当シニア投資ストラテジスト、羅念慈氏はWSJの報道が伝わる前にブルームバーグテレビジョンで、「中国株の上昇を阻害してきた最大の要因は、テクノロジーセクターに対する規制当局の締め付けだった。最悪期は過ぎた」と述べた。

米上場の中国株が急上昇、政府締め付け懸念後退−アリババや滴滴高い

©2022 Bloomberg L.P.