(ブルームバーグ): オーストラリア準備銀行(中央銀行)は7日の政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を0.5ポイント引き上げ0.85%とすることを決定し、インフレ圧力を抑制するため「必要な措置」を講じると表明した。

   ブルームバーグがエコノミスト29人を対象に実施した調査で、同幅の利上げを予測していたのはゴールドマン・サックス・グループを含む3人だけで、大半はより小幅な利上げを見込んでいた。

  発表を受け、豪3年国債利回りは一時19ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.16%。10年債利回りは7bp上昇の3.55%となった。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニアエコノミスト、キャサリン・バーチ氏は「政策を正常化し、緊急措置から脱する」ため、政策委は予想よりも速いペースで動いていると指摘。「特にインフレ率について、上昇しつつあり、1カ月前の予想を上回る水準となる公算が大きいとの認識を示しており、タカ派的な声明だ」と語った。

  ロウ総裁は政策発表後の声明で、「向こう数カ月にわたり、豪州の金融状況を正常化する過程でさらなる措置を政策委員会は想定している。将来の利上げの時期と幅は今後のデータのほか、インフレや労働市場の見通しに関する政策委の評価次第だ」と説明した。

  豪中銀の声明の他の主な内容は次の通り。

現在のインフレ圧力を踏まえて50bp利上げきょうの利上げがインフレの目標回帰に寄与インフレは大幅に上昇したインフレ率はさらに上昇する見通し

(エコノミストのコメントなどを追加して更新します)

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