(ブルームバーグ): スイスの銀行クレディ・スイス・グループは8日、グループ全体と投資銀行部門が4−6月(第2四半期)に赤字になるとの見通しを示した。7四半期で6回目の利益見通し引き下げで、同行の株価は下落している。

  クレディ・スイスは発表資料で、ロシアによるウクライナ侵略に加え、世界各国・地域の中央銀行が金融引き締めに向かっていることから、市場環境は依然として厳しいと指摘した。

  こうした状況を背景に、顧客資金の流れが鈍く、顧客がレバレッジ解消を進めているとも説明し、「経済および市場環境を踏まえ、2023年以降の節減最大化を目指し、グループ全般でコスト対策を加速している」とコメントした。ただ、詳細は示さなかった。

  同日のチューリヒ市場で、クレディ・スイス株は6%を超える下げとなっている。トマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は9日、ゴールドマン・サックスの欧州金融会議に参加するほか、28日にはコスト削減計画について投資家に詳しい説明をする予定。

 

(4段落目以降に株価などを追加して更新します)

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